WordPressでバックアップをするにはどうしたらよいでしょうか。
まずはWordPressにはどんなデータがどこにあるのか説明し、
バックアップのタイミングと方法を解説します。
Contents
WordPress データとは
①テーマ:ホームページのデザイン、外観
②プラグイン:画像圧縮やSEO対策やなどの拡張機能
③メディア:WordPressにアップロードした画像データ
④データベース:固定ページや投稿ブログ記事などのコンテンツデータ
WordPressフォルダ階層とファイル
WordPressフォルダ階層
—–WordPressフォルダ階層とファイル—–
wp-includes
wp-admin
wp-content\wp-uploads
\themes
\plugins』
wp-content\themes内のファイル
style.css:テーマを構築するうえで必要なファイル
(『WordPressの管理画面→外観→テーマ』から編集できる)
index.php:テーマを構築するうえで必要なファイル
functions.php:サムネイルイジるとき
header.php:ヘッダー情報が格納されているファイル
バックアップをとるべきタイミング
・wordpressのアップデート前
・スタイルシートなどファイルをイジるとき
・プラグインの更新時
・テーマ更新時
バックアップを撮る方法
①FTP、WordPressのエクスポート機能を使う方法
1、FTPソフト(FFFTP)でサーバへアクセスし、WordPressが格納されてるフォルダへアクセスする。
「wp-content」の中の以下のフォルダをダウンロードする。
① plugins:プラグインのデータ
② themes:テーマのデータ→カスタマイズを行う前にバックアップする
③ uploads:画像やPDFデータ
2、Wordpressの管理画面の「ツール」→「エクスポート」をクリックする。
「すべてのコンテンツ」を選び、「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックする。 (④ブログ記事、固定ページデータをバックアップします。)
②プラグインを使う方法
All-in-One WP Migration
特徴
・WordPressのバックアップに必要なデータや情報すべてを丸ごとパッケージにしてくれる。
・バックアップ時のWordPressバージョンも保持。
・インポートするときは初期設定で30MBまでのデータしかインポートできません。
※「All-In -One WP Migration Extension」プラグインを導入すると512MBまでのデータをインポートすることができます。
・URL:https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-wp-migration/
インストール方法
① WordPress管理画面→プラグイン→「新規追加」ボタンを押し、「all in one wp migration」を検索します。
② プラグインが表示されたら「今すぐインストール」をクリックします。
③ インストールが終わったら「有効化」をクリックします。
使い方
1、エクスポートを行う
①「WordPress管理画面」に「All-in-One WP Migration」 が表示されるのでカーソルをのせると、
「エクスポート」が表示されるので、クリックしてください。
②「サイトをエクスポート」画面が表示されたら設定内容はそのまま、
「エクスポート先」をクリックしたら「ファイル」をクリックします。
ファイルを選んでください。※有料版では、FTPやDROPBOXなどもあります。
③このプラグインによってバックアップに必要なものがパッケージされます。
ダウンロードできる準備ができるとダウンロードボタンが表示されるので、
クリックしてパソコンにダウンロードします。
2、インポート、履歴確認方法
「WordPress管理画面」→「All-in-One WP Migration」→「バックアップ」をクリックします。
バックアップの履歴が表示される、ダウンロード、復元が行えます。
これらのバックアップデータはサーバーの中に保存さているので、適宜ダウンロード、削除して
サーバの容量を確保しましょう。
コメント